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2004/4/10

売れる店への7つの見直し案を提言する

 景気が回復基調に乗ったとマスコミは報じているが、あなたの店はどうだろうか。地方の中小商店は相変わらずの売上低迷が続いており、半ば諦めの境地に達したという見方もある。
 しかし、現状に何の改善策も講じていなければ景気回復の波に乗れないのも当然である。じゃ何をどうすればいいのか教えて欲しいという声も多い。そこで売れる店になるための七つの見直し案を提言してみる。紙面が少なくて詳細は書けないとは思うが、各項目を自店の現状と比較して、すぐ手を打ってもらいたい。
●品揃えの見直し
 現状の品揃えの中に今話題になっている商品群がないのではないか、それを調べて部分的に品揃えを見直すべきだと思う。
●ターゲットの見直し
 店が主要顧客にしている顧客層が店頭を歩いていないのではないか。昔は大勢いた顧客層でも今はほとんどいなくなった顧客は多い。たとえば「ヤング層がよく買い物をする」という街にも現在は年金族の高齢者しかいないという地方都市も多い。現在街に多くいるという顧客層へターゲットの見直しを提言する。
●売り方の見直し
 多いのは売れた時代の売り方を現在も続け、改善する気持ちのない店だ。お客が多い時代は「買い物がすんだら早く売り場から追い出すことが販売効率を上げる」だったが、今はお客が帰っても次のお客が入ってこない。来ないお客をどうやって呼び出すかを考えよ。
●売り場環境の見直し
 売り場は高率よくお客を流すように工夫されている。しかし少ないお客を売り場に滞留させ、どうやって楽しませるかがポイントになっている。売り場を歩くには邪魔になるような格好いい椅子を置くのも一案だろう。出来れば好調な百貨店のように大改装をすればいいのではなかろうか。
●陳列技術の見直し
 売上を伸ばすには陳列の商品量を増やすのが一番だと教えられてきた。しかし売れない時代になると一点の商品を上手に魅力的に飾る技術が必要になっている。少ない商品量の売り場で、どう飾ったら滞留時間が延びるのかを検討する時代である。
●接客技術の見直し
 売り場に入ってきたお客は「買い物にきたんだ」と思いこんでいないか。だから買わないで帰る「冷やかし客」に当たると腹が立つのだ。いまのお客の大部分は「ちょっと見にきただけ」「相談に乗ってほしいだけ」なのだ。
 「お客はなかなか買わないもの」という前提のもとに接客技術を考え直してみることを進言する。
●固定客づくりの見直し
 一度でも店で買い物をしてくれた客は固定客だ、店独自のカードを持ってくれたら間違いなく固定客だ、と盲信している店が多いが、「店を好きになった客」が本当の固定客なのだ。


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