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人間の睡眠時間というのは如何なる程が相応しいのだろうか。さる寝具屋のキャッチコピーによらば、人生の3分の1はベッドの中で、と謳うところをみると、1日当たり8時間が適当のようでもある。すると、ふむ...ここのところ数週間は、その更に半分程度で暮らしているのだな。そうか、なるほど。
ときに今春、岩国駅前商店街公式サイト「ウェブまりふ」が立ち上がった。メンズUも位置する、駅前地区を代表する二つの商店街が協力し、商店街活性化のために、時代の先端をゆくインターネットを媒体にする事業を開始したのである。
インターネットと商店街は何の関わりもなかった半年前。その事業の必要性を説いて、あるパン屋が商店街を奔走した。インターネットはおろか、パソコンに触れたことさえ希な商店主方にホームページのことを懇々と話し、パソコンの優位を説いて回った。曰く、某ソフトウェア会社の回し者のような様だった、と彼はその功績を揶揄して当時を振り返る。
いきおい商店街の一員として加盟するメンズUへも、その話は舞い込んだ。
FUJITAの内部業務へコンピュータを導入したのはそれよりも前のことだったので、彼の力説に賛同するところはあった。しかし、当時のFUJITAでは自社のホームページを立ち上げる構想がすでに進められていて、WEBに対する独自の思想に基づきホームページ「FUJITA WEB ISLANDS」は半ば完成に近い状態だったのである。
一見、渡りに船のような絶好のタイミングにも思えるが、そうは問屋が卸さない。
世には数え切れないホームページが既存し、独自のWEB観を持って推進していた「FUJITA WEB ISLANDS」と、漠然とした商店街サイトではコンセプトが異なる。つまり賛同はできても、インターネット通販が主体の商店街サイトとは相交われない部分があったのだ。
かくして月日は流れ、いよいよ商店街サイトの全貌が明かされた。
それまでは水面下で制作が進められ、どのようなコンセプトを持つサイトなのかさえ測る術は無く、あくまでも賛同の域を出ないまま公開直前の「ウェブまりふ」にアクセスをしてみた。おおよそ月並みな通販に終始しているに違いない...勝手な想像のもとに些か批判的な恣意を持ってインターネットエクスプローラーを起動したのであった。
----なんと、これが商店街サイト「ウェブまりふ」か!
ぬう...なおざりの商用サイトとたかを括って見てみたならば、どうだ。商店街の歴史、周辺観光案内、掲示板、交通アクセス、防長新聞社提供のニュース----それは明らかな公共性を兼ね備えたパブリックサイトだったのである。
商売人の集合体である商店街が主宰するホームページなのに、商売人は皆そろばんを処き、公共の旗を掲げて街のために英知を尽くしている姿がそこにあったのだ。そうなれば市民や行政もみな親しみを持って接して来られ、率直な交流が生まれる。外から映るそんなやり取り----ホームページのやり取りは、至極温かいのである。
いつの間にかコストと売上げだけを追求してしまった商売人が、いわば本来の真っ当な商人(あきんど)に立ち返った様がはっきりと見えた。
それなら話は別。当サイト「FUJITA WEB ISLANDS」も、おおいなる協賛を宣言しよう。パブリックを掲げる「ウェブまりふ」の傘下にあってこそ、個性の豊かな専門店は異彩を放つことができるのだ。街のために、いや岩国のために、斜陽と言われて久しい商店街の、これはもしかしたらリベンジかも知れない。愉快!
啓蒙に奔走した彼に心を打たれ、また「ウェブまりふ」がこれから拓く未来を自身の眼で見届けたくなり、誘われた委員会へ出席した。そこで満場一致...では運営委員長にフジタサン。おいおい、そりゃ聞いてないぞ ! !
左様な次第で、初代のウェブまりふ運営委員長となってしまった。こうなったら毒喰わばなんとやら。いや、かかる先見を持つ毒なれば、一介のWEBフェチにどれだけのことが出来るか知らねども、すすんで喰いせしめてみよう。岩国駅前商店街オフィシャルサイト「ウェブまりふ」断然と。
しかし軌道に乗せるまでの加速期間たるや、寝具屋のコピーに異議ありと抗議してやりたくなる昨今には違いない。とほほ。
岩国駅前商店街オフィシャルサイト「ウェブまりふ」の立ち上げ秘話をお届けしました。
そんなワケでボクも寝食を忘れて尽力しています。どうか温かいご声援を贈ってやってください。
みなさんと一緒に育ててゆく「ウェブまりふ」です。どうぞよろしくお願いします。(ふじたのぶお)
岩国駅前商店街オフィシャルサイト「ウェブまりふ」 http://www.webmarifu.com/
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* ウェブまりふ断然 *