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先日の読売新聞にインターネット人口の飛躍的な増大が採りあげられていた。なんでも近一年間の世帯当たりの伸び率は、かの携帯&PHSを凌ぐ勢いだったそうな。
そう言われれば、巻末のアドレスへ読者のみなさんから届けられるEメールの数も、最近ではかなり増えてきた。
携帯やPHSをデバイス(ハードウェア)に用いるコンピュータ通信や、家庭用ISDNの普及で、それまで会社の業務に使っていたメール環境が、よりパーソナルな通信手段として認められてきた昨今だ。そして、ちょっとした流行モノであることにも違いない。
パソコンを手に入れ、プロバイダーと契約を済ませると、まずインターネットが面白い。好みのジャンルを一巡りすれば無用なインターネットに飽きてしまうこともあるけれど、しかしメールだけは日常的に使い続けているケースは多い。それほど至便ということである。
Eメールは電話と異なり、相手の都合に割り込まず意を伝えることができ、手紙よりも素早い。またコンピュータプログラムは言うに及ばす、デジカメやスキャナなど、様々なツールと組み合わせたら画像や音も送ることができる。
まさに21世紀を予感させる通信メディアと言えよう。偉大だ。
さて、そんな明るい前途を持つEメールにも、はやり落とし穴は存在する。
近頃ではあちらこちらに啓発広告も見られるように、悪質なハッカー、あるいは同質の悪徳業者もインターネットの同じフィールドに生息していることも事実だ。
たかが個人のパソコンの中身を覗き見たところで大した利益にもならぬだろうに、それでも愚かな罪人は忍び寄り、被害は跡を絶たない。
だから自己防衛だけは、新メディアに飛び込む自身の責任として持っておかねばなるまい。たとえばクレジットカード番号はメールで送信しない。あるいは見知らぬ者から唐突に送られてきた添付ファイル(MSワード/エクセル、またその他の実行ファイル)は開かずに捨てる、などの留意はしておきたい。
面白くないお説教はこのくらいで良い。
Eメールは、基本的に文字を使った通信手段だ。日本人が文字離れをして久しいけれど、読書を励行し、手紙をしたためることが美徳と言われた時代もあったのだから、これも歓迎すべきことだろう。多くの美しい日本語と、その表現の読み書きをおおいに愉しみたいものである。
筆と箋を用いるのは苦手だけれども、ワープロのキー入力ならさほど苦にならない奇妙な現実もあるのだから。
そして、不思議なもので、同じ人と幾通ものEメールを交わしていると、いつしかモニターの活字が声になって聞こえてくるような錯覚が起きる。文字が持つ底力をあらためて思い知らされる愉快な一幕である。
しかるしてEメールは、生活のスタンダードとして着実に根付いている。秋にはフジタのホームページ開設も予定しているので、引き続きみなさんからのフランクなEメール=声を楽しみにお待ちしている。
えー、ポストペットは持っていますが使っていません。<あしからず(笑)
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